ピッチクロックとはどんな違反？新ルールを解説！

ビッチクロックとは、2023年からメジャーリーグ（MLB）で導入された、試合時間の短縮を目的とした新ルール。

ビッチクロック導入によって、ピッチャー及びバッターの駆け引きが大きく変わってきているので注目のルールですよ。

こちらでは以下のことをまとめています。

野球観戦の参考になれば嬉しいです！

ピッチクロックとは

ピッチクロックは、ピッチャーとバッターに時間制限を課すものです。

ピッチャーの場合は、ランナーがいる場合といない場合で、制限時間が異なります。

ランナーの有無が関係するのは、牽制を考慮しているからです。

投手が時間制限を超えてしまった場合には、１ボールカウントされます。

しかし、投球態勢に入ったときにバッターの打撃準備ができていないとボークになってしまうので、焦って投げてしまう点にも注意が必要になります。

バッターの場合はランナーの有無にかかわらず

「ピッチクロックが残り8秒になるまでに打撃体制を取る」

というものです。

打撃態勢を取らなければピッチャーは投球に入れませんので、ある意味残り8秒まではコントロールできますが、7秒ほどで打撃態勢をとらなければいけませんので、かなり焦りそうです。

なお、１打席に１回のタイムは可能になっています。

ピッチクロックの違反ペナルティはとてもシンプルです。

ピッチャーの場合：１ボールカウント

バッターの場合：１ストライクカウント

どちらも１カウントづつのペナルティですが、フルカウントの場合は出塁または三振になってしまうので、より緊張感が出そうですね。

また、ピッチクロックの時間制限をオーバーして試合が進んだ場合、相手側がその後の試合展開を選ぶか、ピッチクロックペナルティを受け入れるかを選択することができます。

例えば、ピッチャーがピッチクロックをオーバーして投球し、そのままバッターが打撃うぃた場合、その後の試合展開が良好であれば、バッター側はその結果を受け入れることができます。

つまり、ピッチャーが違反しても、その後のバッティングでホームランや出塁できた場合には、その結果を選択することができます。

逆に、走塁してアウトを取られてしまった場合などは、ピッチャーの違反ペナルティである１ボールを選択することも可能、ということです。

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— ライブドアニュース (@livedoornews) April 5, 2023